身代わり地蔵

4月3日、もず後援会の主催で「さくらウォーク」を開催しました。この日のテーマは桜を愛でながら、上神谷(にわだに)街道を歩くことでした。
上神谷街道は堺旧市内から南区の桜井神社を経て河内長野に至る街道です。大仙公園を造成するにあたり、この街道の存在が指摘され保存されることになりました。
この街道は百舌鳥村の西の境界となっており、百舌鳥の人々は西大道と呼んでいました。街道沿いに身代わり地蔵があります。災いを代わりに背負ってくれるそうです。

ここから百舌鳥村の中心部に向かう街道がありました。大仙公園内のその道は消えていますが、地蔵の近くにその痕跡を確認できます。
昔から最も恐れられていたのは疫病であり、それは外からやってくるものでした。村への入り口で疫病や災いを 防ぐ存在として、この地蔵が作られたのでしょう。


Posted on 3 Apr 2021, 20:25 - カテゴリ: 郷土史
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