かぐや姫のモデル
『竹取物語』の作者は不明。 登場人物のうちの男性陣は奈良時代に実在した朝廷の主要メンバーがモデルではないかという論がある。ならば帝は誰か。また主人公のかぐや姫 にもモデルがあるのではないか。和歌山県道成寺には髪長姫伝説が伝わる。観音様のご利益で漁師の娘が都人に見出され時の帝の后となるという、典型的なシンデレラストーリー。
この話の主人公髪長姫は藤原宮子であるという。史実によれば宮子の出自は不明だが、藤原不比等の養女となり、文武天皇に嫁ぎ、後に聖武天皇となる皇子を産む。しかし出産後すぐに、精神を病んだということで隔離され、我が子聖武天皇との再会は 36年後、藤原不比等が死んでからのこととなる。
どうも怪しい。有力氏族である紀氏から文武天皇に嫁いだ女性がいる。彼女の身の回りを世話する女性も付いていたはず。 ここからは私の想像だが、 この女性が天皇のお手付きとなり身ごもった。これを知った藤原不比等は後の天皇の父親となるべく、彼女を養女として迎えた。その身分の低さがスキャンダルとなることを恐れ、人前に出さぬようにしたのではないか。あるいはそれ以上の秘密があったかもしれない。
出自不明な異世界からやってきて、皇子出産後は世間から隔離されるこの宮子が、かぐや姫のモデルではないか。
作者については紀貫之の名前が挙げられるほか、宮子の治療をした僧侶玄昉という説もある。宮子の数奇な運命を識る玄昉説の方が魅力的だ。
参考リンク
かみなが姫の物語
宮子姫物語
Edit - Delete
コメントはありません、
