米国と比較する日本の外需だのみ
各国の自動車販売台数。いまや世界最大の自動車市場は中国で、2位が米国、3位が日本となっている。(2012年通商白書より、上位3ヶ国のみ取り出した。)この図を見ていろんなことを思い浮かべるだろう。中国は重要な市場。米国や日本が中国を手放すはずがない。など。
米国の2009年はご存知リーマンショック。だがその後伸びている。同じ時期に日本は縮小している。米国は国内需要を持ち直しているのに対し、日本はますます外需だのみになっていることを示している。
米国のGDPは2011年にはリーマンショック前を回復している(アメリカ経済ニュースBlog)。米国が大幅な金融緩和策で切り抜けたことは知られている。しかし、すでに日本は米国を超える金融緩和を続けてきた(主要国の政策金利の推移図)。その効果が現れないのは日本の場合、国内需要が低迷していることにひとつの理由がある。
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