おまえが言うな
大阪市立桜宮高校生が2012年12月23日、体罰を苦に自殺した(産経West)問題で、橋下徹大阪市長の暴走が止まらない。2013年1月10日「市教委には任せられない。僕が指揮を執る」と宣言、1月17日には同校体育系2科の入試中止や教員総入れ替えに慎重な市教委に対して予算を“人質”に圧力をかけた(産経West)。毎度の彼の過激な言動は一部にはウケるのかもしれない。だがここまで来ると狂気の沙汰。
「おまえが言うな」といいたい。橋下徹は「教育は2万パーセント強制」と述べ「いじめ行為に加担していた自分の子供を(体罰として)50分近くも投げ続けた」と告白、暴力を暴力で対抗する人物だ。彼が率いる維新の会の教育基本条例の最初の案には体罰を容認する条項があった(朝日新聞)。むしろこの前大阪府知事、現大阪市長の姿勢が、今回のような事件を引き起こす背景のひとつではないかとも考えられるのだ。
力づくで服従させるって、体罰と同じ論理でしょ。そういえば橋下徹は大阪府知事時代に部下をパワハラで自殺に追いやっている(現代ビジネス)。
参考リンク:
1. 「橋下知事の体罰肯定発言」(やすいゆたかの部屋ブログ)
2. 体罰肯定派だったはずの橋下さんが、都合よく体罰絶対反対の正義漢になって教育支配に乗り出している件(togetter)
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