ベーシック・インカム
最近、「給付付き税額控除」という言葉を聞くようになったが、どういうものだろか?生計維持に必要な最低ラインを設定し、それ以下の収入には課税しないというのが税額控除の考え方。ライン以下なら、差額を給付で埋めるのが「給付付き税額控除」。
給付付き税額控除のイメージ
「ベーシック・インカム」という言葉を聞いた方もおられるだろう。最低ラインの金額を収入にかかわらず 全員に配るというのが ベーシック・インカム。累進課税を止め、収入にかかわらず一定税率で徴収するフラット・タックスがセットで提案される。
ベーシック・インカムとフラット・タックス
この図の給付と納税額とをプラス・マイナス合算すると最初の図となる。 すなわち
給付付き税額控除=ベーシック・インカム+フラット・タックス
新自由主義者である ミルトン・フリードマンが「負の所得税」として提唱。日本では竹中平蔵が代表的。政党では維新の会だけでなく 、元立憲民主野田代表なども主張。
批判
巨額給付の財源をどうするか。「給付付き税額控除」ではそれが小さく見える。
累進課税をなくす「フラット・タックス」では低〜中間所得者に重い税負担となる。代わりに年金制度や雇用保険の廃止、社会保険や生活保護の縮小で中間層の負担を下げる。維新の政策がそれ。
所得税でなく消費税増税でまかなう。前者は維新の政策、後者は現中道小川代表の主張などに見られる。もともと所得税がフラット・タックスそのもの。
資本主義の下ではいっぽうに巨大な富が、他方に貧困が積み上がる。「消費税が社会保障の財源」やフラット・タックスはこの搾取の構造を隠蔽し、庶民に重税を負わせるものとなる。
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