情報弱者を拒絶する万博
4. 情報戦「スマホにアプリをダウンロードしてインストール、アカウントを作成、ログインにはワンタイム・パスワードによる2段階認証が必要です。入場時に電子チケットのQRコード提示に手間取ることもあるので、あらかじめスクリーンショットをしておくか、プリントアウトしておくとスムースに入場できます。なお。会場内は全面キャッシュレス決済となります。」
以上の説明を理解できない、一部の単語の意味が分からない人は今回の 大阪・関西万博2025 に来場するのは難しい。
のちに記しますが、いっさい予約なして当日チケットを購入することもできるので、制約はあるものの、そこそこ楽しむことはできる。
いずれにせよ事前の情報収集は必要。「知らないと損をする」万博だから。
『公式ガイドブック』(3,080円)を会場内で持ち歩くの荷物なので、『万博ぴあ』(1,200円)を買っている人も多い。しかしこれらの紙媒体は3月中旬の発行だから、海外パビリオンの具体的な情報が出てきていないものになる。
そこでネット情報だが、万博公式HPは分かり辛い。だか開幕後に改善されて、トップページにある「今週の万博」をクリックすると、長いスクロールになるが必要な情報がまとめて列記されている。毎日更新なので、万博に行く前夜にも必ずチェックしたい。
Xへの投稿でみる都道府県別の万博関心度は大阪府を中心に隣接府県に限られる。それもそのはずで、毎日万博情報を流しているのは関西ローカルのテレビ局だけだから。他の地域からでもYouTube で閲覧できるが、テレビ情報は注意しなければならない。彼らは入場料を払ってもいないし、ゲートは優先入場、パビリオンにもレストランにも並ぶことはなく、特別に用意されたものを試食している。
YouTuber も多くは招待チケットだろう。また彼らは USJなどテーマパークに頻繁に行っていて、スマホの扱いも慣れているだろう。とはいえパビリオンの展示内容やグルメ、また来場のさいの注意点も発信してくれているのはありがたい。
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