予約地獄の万博

大阪・関西万博2025 は「並ばない万博」とのことで何でも予約が必要だ。公式HPに予約・抽選ガイドがあるが、これがたいへん厄介。

目的とするパビリオンやイベントゲート入場時間帯、そこへの移動手段と、3段階の予約が必要で、それらの整合性がなくてはならない。たとへばあるパビリオンに10:00-10:30の予約を取れば、会場内の移動時間を含めて9時台のゲート入場、9時台到着のバスというように。複数のパビリオンやイベントの予約を取るならば、それらの時間帯もうまく合わせなければならない。それはそれでパズル的な工夫のしがいがあるかもしれないが、そんな生易しいものじゃない。

パビリオンやイベントの予約を取るには、その前に入場チケットと入場日時の予約を済まさねばならない。それで予約が取れなかったら、別の空いている日を探そうとするが、どの日が空いていそうかは分からない。ともかく入場予約を変更してトライする。それでもダメなら?入場予約の変更は3度までという制限がある。ゲート入場予約に限っては、予約時間帯以降ならその日のうちはいつでもOKなので、予約可能なもっとも早い時間帯、できれば9時台を予約しておく。

これらの前提に万博IDの取得がある。長文の契約書を複数読まされて、すべて承諾したのちに氏名やメールアドレスなどの必要事項を記入。これでもうんざりするが、ID取得後もいろいろなアプリをインストールさせられ、そのたび同様の繰り返し。ログインにワンタイムパスワードを要求される。予約を取ろうとするが、これも難解。

パビリオンやイベント予約のチャンスは4度ある。
1) 2ヶ月前抽選
3) 7日前抽選
4) 3日前予約(先着順)
5) 当日予約(先着順)


2ヶ月前抽選は3ヶ月前からエントリできる。7日前抽選は5週間前からエントリらしい。

3日前予約は3日前の日本時間0時〜なので4日前の深夜になる。先着順だから日付が変わった瞬間にアクセスしようとするとサイトへの接続自体が順番待ちの列に並ぶことになる数分〜30分。だから 23時ごろからスタンバイ。接続してからもたもたしていると人気のものはすぐに埋まっていく。

当日予約は入場10分後から予約可能になる。何がどれだけ予約枠があるか分からない。すぐに埋まるようだ。予約なしで先着順に入場できるパビリオンもある。このために少しでも早く入場しようと競い合う。会場は9時なのに、8時過ぎから待ち行列ができる。

パビリオン・イベント予約はそれぞれ1個ずつなので合計で最大4つだが、現実は1つか2つくらい。どれか重点を絞って狙うのがよいだろう。

Posted on 4 May 2025, 6:08 - カテゴリ: 万博
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