パピー用のフォーマット

HDDやSSD、USBメモリなどのストレージのパーティション(Windowsで言うところの「ドライブ」)のフォーマット・タイプに大きく分けて Windows用とLinux用がある。
Puppy Linux はいずれのタイプでも使える、しかし優先順位があって、Linux用の ext4やext3などがベスト。 Windows用ならFATがベターで、NTFSはあまりよろしくない。

パピー専用機ならばLinux用にするべきだが、先頭の 300MB程度はブート用として fat32で、後半を ext4 あるいは ext3 でフォーマットする。
WindowsシステムはNTFSでフォーマットされている。それを縮小し新たにLinux用パーティションを作る方法もあるが、危険なのでお奨めしない。Windowsとの共存ならば LICKでインストールする方法がある。

安全なのはディスクを増設するか、USBメモリにパピーをインストールすることだろう。この場合は先頭に fat32フォーマットの小さなブートパーティションと残りをLinux用パーティションにするとよい。

しかしUSBメモリについては少しの迷いがある。このUSBメモリを Windows機に差したとき、Windowsは「このドライブを使うにはフォーマットする必要があります。」とのメッセージを出し、Windows用に初期化しようとする。誤って初期化しかねない。これを避けるために USBメモリ全体を FAT(fat32)にするのも選択肢かもしれない。ただしこの場合、セッション保存ファイル(pupsave)のサイズ上限は 4GB となる。

(初稿:21 Sep 2024, 1:55)

Posted on 30 Sep 2024, 10:59 - カテゴリ: USB
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