Windows10時代のパピー
走れパピー(旧ページ)の記事もだいぶ旧くなってきました。パピーリナックス(Puppy Linux)はパーソナルユースを想定した、小型軽量のリナックスです。Windows Xpがサポート終了となる時期に、その代替OSに最適として、Puppy Linux 571JP(日本語版)がリリースされたのは 2014年1月のことでした。
これと相前後して Windows8プレインストール機あたりからPCの起動システムがUEFIに変更されます。2014年のPuppy Linux 571JPやそれに基づいたネット上の記事は旧来のBIOSを前提しており、新しいUEFIには対応しません。
本家 Puppy Linuxのホームページに最近のパピー(英語版)が一覧になっていますが、UEFIに対応するのは Slacko Puppy 6.3.2 以降のものになります。日本語版は パピーリナックス日本語フォーラムの Puppletsの話題で見つけることができますが、UEFIに対応するものは XenialPup 7.5以降です。
それぞれに32bit版と64bit版がありますが、Windows10が動いているPCならば64bit版が良いでしょう。本記事執筆時点での最新版は FossaPup64ですが、私が現在常用しているのは thinkpadnerd さんによる「BionicPup64 8.0 日本語化版 シンプル」で、これをお薦めしておきます。
Windows10の時代の起動システム UEFIに対応する情報をこれからこのブログに書いていこうと思います。
(初稿:14 Jun 2021, 21:19)
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