PCを使う時、前面で働いているのはブラウザやワープロ などのアプリ。OSはそれらが動く環境、土台となる。最近のアプリは WindowsでもMacでもLinuxでも、OSを選ばず動くものが多い。ならばOSは小さい方が良いというのが私の持論。
Windows 10 のインストールメディアの大きさは 6GB弱。Linuxの代表格 Ubuntu desktop も同じぐらいの大きさがある。軽いことを売りにするLubuntuでも 3GBを超える。これらに対し パピー Linux は最近の f96ce-simple(日本語化版)で 570MBだから圧倒的に小さい。この比較はインストールメディアの大きさだが、インストール後にストレージ上に占める大きさは Windows 10 が 13GB、パピーはセッション保存後でも 1GB だから、さらに大きい開きが出る。
Puppy Linux はこれだけ小さいので、 Windows 10 の最小条件であるRAM4GBでもシステム全体をRAM上で動かすことができる。したがって爆速。
Posted on 23 Dec 2024, 22:09 - カテゴリ: パピー
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理由は簡単で、システムファイルすべてそっくりRAM上にコピーしているからだ。
そのためには実装RAMが充分でなければならない。どのくらい要るかというと、昔は 256MBとか512MBだとか言われていたが、最近ではパピーも大きくなって、2GBくらいが必要。1GBでも動くが、爆速にはならない。
目安としては Puppy Linuxの.isoファイルの大きさがRAMサイズの最小要件で、推奨はその2倍となる。執筆時点で最新の BookWormPup64 10.0.7.iso の大きさは 770MB。実装RAMの最小要件は1GB、推奨は2GBとなる。10年くらい前のPCはWindows 8 あたりの時代で、たいていこの条件をクリアしているだろう。
ならば他のLinuxもパピーの真似をすれば良いではないか。しかしなかなかできない。Puppy Linuxはデスクトップ用途として必要なブラウザやオフィス、その他アプリケーションを内蔵しているが、それぞれ小さいものを厳選している。いちばんはデスクトップマネージャーのJWMではないかと思う。小さいながら必要最低限の機能はある。
あとパピーの場合、システムファイルをまとめて squashfs という方法で圧縮している。実行のときはこれを解凍しながらなので、CPUには負担が掛かる。
パピー以外のLinuxもキャッシュは使っているので、たとえばブラウザの初回起動はとても遅いが、以後の立ち上がりは気にならない速さということもある。
各OS、特にLinuxは実装RAMに応じてそれを最大限有効に使うように設計されている。なので、あれこれのLinuxを動かして、どちらのほうがRAMの使用率が大きいとか小さいだとかという比較は意味が無い。
パピーは最初にすべてのシステムをRAMに読み込むから、起動に少し時間が掛かりそうだが、さほどではない(初めてセッションを保存した後の次の起動は少し掛かる)。Windowsなどはデスクトップ画面が出てもしばらくは使えないが、パピーはすぐ使える。
シャットダウン時に変更部分を書き込むので、USBメモリなどだとずいぶん時間が掛かる。しかし書き込みは変更部分だけなので、大きなアプリをインストールした場合にはずいぶん掛かるが、通常のシャッどダウンではそんなに掛からない。
(初稿:10 Aug 2024, 2:02)
Posted on 13 Aug 2024, 23:01 - カテゴリ: パピー
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