USBから起動しない

USBからの起動ができるときとできないときがあります。

Dynabookの場合電源ON時に F12キー連打で起動デバイスを選択できるのですが、そこにUSBの型番が表示されない、すなわちBIOSがUSB機器を検出できていないので、これを選んでも失敗し、内蔵HDDから起動します。ネット情報でも、USBの銘柄に依存するという情報も散見されます。

どうやらその理由と対策が分かった気がします。

以下の記述でBIOSに入るためのキー[F2]はPCによって異なります。多くは[F2]キーが[DEL]キーですが、異なるものも。VirtualBoxでは[ESC}キーです。PCの説明書またはネットで検索してください。 たとえばこちらのページ

Dynabookの場合電源ON時に F2キー連打でBIOSの設定に入ります。そこで何も変更せずにBIOS設定を抜け出し、再起動します。今度はUSB機器を認識し、そこから起動できます。

すなわち、電源を入れてからBIOSがUSB機器を認識するのに時間が掛かるようで、その時間稼ぎをしてやればよいようことです。USBの銘柄に依存もうなづけます。USB3.1だから、新しいからとかは関係ないようです。

追記:UEFI環境で内部ディスクから起動した場合、UbuntuなどのGrubメニューでは UEFI Firmware Setting という項目かあり、これを選択するとBIOSの設定に入ります。

あともうひとつ、電源を入れた状態で再起動した場合は失敗が多く、いちど電源を切ってからの電源投入だと成功する確率が高いようでした。

(初稿:16 Jul 2021, 20:47)

Posted on 14 Aug 2021, 14:24 - カテゴリ: USB
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USBで常用するパピー

Puppy をCDなりUSBメモリで起動して、セッション(pupsave)を保存すれば継続して使うことができる。だが、快適に常用するには、それ用のメディア用意したほうが良い。


パピーはCDやUSBメモリなど低速のデバイスに対応しているが、できればUSB3.0や3.1などの速いデバイスを使うに超したことはない、ただしPCがそれに対応しているかどうかで、USBメモリは選択するのが良いだろう。

USBメモリの容量は少なくてよい。容量が小さければフォーマットなどの時間も少ない。パピー自身は数百MBなので、収めるUSBメモリは2GBで充分。いまどき2GBのUSBメモリなど無いので、8GBなり16GBなり、入手できるものの中で最小のもので良い。

パピーのUniversalインストーラーはUEFIブートに対応していない。代わりに BootFlash USB インストーラーを使ってUSBメモリにパピーをインストーすることになる。

(初稿:3 Jul 2021, 1:00)

Posted on 3 Jul 2021, 1:17 - カテゴリ: USB
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USB上のパピー

Puppy LinuxをHDDにインストールするには LICK を使うのが王道だがHDDにインストールするのを嫌うならば、USBやCDで起動してパピーを使うこともできる。

Windows上からパピーをUSBメモリにインストールする方法はUnetbootinを用いるものがネット上では多い。しかしここでは Rufus を使う方法を推奨しておく。RufusはUSBメモリのフォーマットもやってくれるので間違いも少ないだろう。

USBから起動するには BIOSの設定が必要になる。機種によるが、私の Dynabookでは電源ON時に[F12]キーを連打すると起動メディアを選択することができる。

UBIOSでSBを優先にしたはずなのにUSB起動に失敗することがある。私の経験ではUSBを差しての再起動ではなく、いったん電源を切ってからの電源ONのほうが成功確率は高かった。またUSBメモリの銘柄にも依存するようだ。別記事のUSBから起動しないも参照ください。

参考リンク
RufusでLinuxのインストールメディアを作る

(初稿:3 Jul 2021, 0:22)

Posted on 14 Aug 2021, 14:30 - カテゴリ: USB
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