パピーをWindows上に

普通のLinuxだとDVDあるいはUSBから起動し、HDD上にインストールするという手順になる。しかし Puppy Linuxをこの手順でWindows10などUEFI起動システムのPCにはインストールできない。パピーのユニバーサルインストーラーがUEFIに対応していないからだ。

Puppy Linuxでは LICKというWindows上で動くインストーラーがあって、ここにPuppy Linuxの.isoファイルをドロップすることでインストールすることができる。その手順は別記事に詳しく述べている。

この方法では「Windowsの隣に」ではなく「Windows上に」パピーをインストールする。他のLinuxでは Windowsが利用するパーティション(Windowsでは「ドライブ」と呼んでいる)とは別に、たとえばWindowsパーティションを縮小して空いたスペースに新しくLinux用パーティションを作るのだが、Puppy LinuxではWindowsのパーティションを変更せず、そこ(たとえばドライブ C:)上に、あたかも一つのアプリのようにインストールする。

不要であれば普通のアプリと同様の手順でアンインストールすれば元通りになるので、お試しでインストールしても構わない。

(初稿:17 Jun 2021, 21:13)

Posted on 26 Jun 2021, 23:57 - カテゴリ: LICK
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