消費税のウソ(1)税収
財務省が公表している主要税目の税収の推移を見てみよう。(クリックすると拡大します)消費税は平成元年(西暦1989年)に導入された。これがキッカケとなったか、あのバブルがはじけた。
平成9年(1997年)に税率3%→5%に上げられた。その年、山一証券などの倒産が続いた。
その結果として税収総額はどうなったか。一般会計税収の推移のとおり。消費税が 0%(未実施)→3%→5% となるにしたがい、税収の総額は減少を続けている。
すなわち消費税を上げても税収は上がらないどころか、消費税が税の減収の原因になっている。
この事実を前にして、「財政再建のために」「社会保障の維持のため」「消費税増税は止むをえない」と説くのは、見解の相違などではなく、ウソをついているのだ。
「消費税増税実施の前に国民の審判を仰ぐ」そうだから、私たちはこの選挙でキッパリと、嘘つき政治家、政党に厳しい審判を下そうではないか。
消費税のウソ(1)税収
消費税のウソ(2)戻し税
消費税のウソ(3)誰が払うのか
消費税のウソ(4)TPPと消費税
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コメント:
Posted on 10 Dec 2012, 8:57 by Hまとまりの無いレス
所得税のピーク凄いね。俺はずっと低水準で今も昔も給料変わらないんだが。
平成15年頃からの法人税の急上昇と20年の急降下。
これは消費税とは関係ないよね
急上昇は何だったんだか。円高?
リーマンショックは痛かったんだなぁ。
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Posted on 10 Dec 2012, 9:24 by H
雑感
リーマンショック前の法人税の急上昇は所得税の上昇とは同期してないんだ。
会社は儲かったが、給料は上がらなかったってことか。
何があったかみんな忘れてるし。
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Posted on 11 Dec 2012, 21:47 by shinobar
リーマンショック前
> 平成15年頃からの法人税の急上昇と20年の急降下。
私もよく覚えていませんが、リーマンショック(米国における土地バブルとその崩壊)のほかに、2008年(平成20年) が北京オリンピックでした。スペインの土地バブルと崩壊もそのころ。外需なのか、REITなど実態のない金融バブルでしょうか。
いずれにせよ国民所得にはあまり縁がなかったようです。
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Posted on 12 Dec 2012, 11:54 by shinobar
郵政選挙
2005年(平成17年)に郵政選挙がありました。「自民党をぶっつぶす」と言った小泉が大勝した選挙でした。彼は規制緩和、新自由主義を推し進め、非正規雇用の拡大、格差社会を作りました。公約どおり自民党をぶっつぶしただけでなく、日本をぶっつぶしたのがこの男です。
外需と労賃の切り下げで大企業だけが儲けを手にし、国民はおきざりにされた。そのことをグラフは語っていると思います。
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