Art Bus

11月3日、大阪では国立国際美術館が中之島に移転し、その柿落しというべき企画展 『マルセル・デュシャンと20世紀美術展』が始まります。 同日、海岸通りギャラリー・CASOにおいて、大阪のNPO、CASに集まる作家による『Pilot Plant』展が開幕します。 また、大阪府立現代美術センターでは『gallerism』展(旧『画廊の視点』)が開催されています。 これらを巡回する乗り降り自由、無料の乗り合いバスが、11月3日の午後一日限定で運行されます。 この巡回アートバスは鑑賞者の立場から鑑賞に便利な環境を用意するという趣旨で美術愛好家有志がお金を持ち寄り実現させるものです。


大阪Artバス概要

実施報告

みなさまと、3館のご協力でさしたる混乱、事故も無く 無事Artバスを運行できました。 急な計画でビラなどの宣伝もできていませんでしたが、 大阪人、読売新聞、毎日新聞、神戸新聞などに掲載され、 あとインターネットと口コミで 各便10人程度、延べ100人近い(実数50人程度?)ご利用をいただきました。

当日は祝日で道路も空いており、自分で利用してもたいへん快適でした。 Artバスと併せて小規模なツアーも実施しましたが、各館で学芸からの案内も お忙しい中をしていただき、楽しく観覧することができました。 車内での掲示や配布物の準備が十分にできなかった点は反省するところです。

各館のご協力でそれぞれ門前横付けに近い形で停留所ができました。 CASOでは岩根様のご尽力で掲示やインターネット告知も十分にしていただき、 国立国際美術館では庶務課長梅田さまを中心にインフォメーションでの案内徹底、 こちらで準備できなかった運行表の配布などをしていただきました。 学芸課安来様にはツアーに際し丁寧な解説をいただきました。 大阪府立現代美術センターではgallerism受付での案内、 担当学芸員の林様には出迎え、見送りなどしていただきました。 ツアーの実施には大塚様に引率案内を協力いただきました。 Artバスのロゴ、各種表示のデザインは笹岡様にしていただきました。 みなさまのご協力を改めて御礼申し上げます。

大阪Artバス実行委員会 呼び掛け人 岡崎邦夫,四宮雅樹

大阪Artバスに賛同、ご出資いただいた方々 (10月30日現在・敬称略・順不同) その他の情報